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drum!drum!drum!

音楽とドラムについてひたすら研究!! 譜面と動画もアップしてます~~。

以前も少し書きましたが、
僕がレギュラーグリップを使い始めたきっかけは、
腱鞘炎になりかけたことでした。
(かれこれ20年くらい前のことです…)

僕の場合、左手の親指と手首の間のところが「ビキっ」となりかけました。


幸運なことに、これは「腱鞘炎になりかけ」の状態でしたので、
ひどくなる前にすぐにその部分に力を入れることをやめて、
しばらくはレギュラーグリップに専念することでなんとかやりすごすことができました。


僕の場合は非常に運がよかったのでひどくならずにすみましたが、
もうすっかり腱鞘炎になってしまった、という方は
すぐに叩くのをお休みして、一旦治療に専念すべきです。

また、レッスンをしていて、フォームを見ていると
明らかに腱鞘炎に向かっている叩き方になってしまっている叩き方になってしまう人が
ときどきいらっしゃいます。

そういうときは逐一改善するように指導しています。



腱鞘炎になる原因は…

・常に力が入っている
・ショットの瞬間に力が入っている(強く握りこんでしまっている、など)
・関節を支点にしてしまっている
・手首の向きが不自然

などが考えられます。


改善するには…

・力を入れない(脱力を考える)
・とくにショットの瞬間にもっとも脱力しなければいけない
・関節に対する考え方を変える
・手首の自然な形を考える
などなど

ですがなかなか自分で出来ているかどうかをチェックすることができないこともあります。
出来ればわかる人に見てもらうのが一番近道かと思います。

僕のレッスンの際でも、数分前に指導した改善点が
気がつくとまた前と同じ形になってしまった…という生徒さんもいますので、
一旦ついてしまった癖に、自分でも気がつかないうちに戻ってしまうことがよくあります。
すぐに正しい指摘を受けて、なるべく自分で意識できるようになることが第一ですね。


何発かならば、力を入れて叩いたからといって
「直ちに」(笑)影響はないかもしれませんが、
蓄積していくと確実に痛めてしまいます。


また、若い人でも、若いからといって自分は平気平気、と思わないで、
きちんと気をつけたほうが良いです。
僕自身、「ビキッ」ときたのはとても若いころでした。


練習をするときは、鏡を使ったり、
鏡がない場合でも自分の腕や手首の状態をよく見て、
感覚も確認しつつ、
常に「自分のフォームにどこか問題はないか」と問いかけながらやるべきです。


怪我をしてしまってからでは遅いので、
よく注意をして、長くドラムを叩いていられるといいですね。










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