drum!drum!drum!

音楽とドラムについてひたすら研究!! 譜面と動画もアップしてます~~。

「正しいフォームで演奏する」

「より合理的に体を使って演奏する」

「より自由に手足をコントロールする」

そういった「奏法」を考察するということは大事なことだと思いますが、
ドラマーとして、「奏法」の習得で満足してしまってはなんにもなりません。


たとえば書道でいうなら、筆を正しく持って、「とめ」や「はらい」や「はね」を、
見本を見ながらきちんと書けるように練習します。
そうして、「筆の正しい扱い方」を学ぶわけですが、
書道は、その筆使いを身につけてからがスタートのはずです。

言葉や気持ちを墨と筆で「表現する」という世界に入っていく手前の段階が、「筆使い」を学ぶ、という
ことなんだと思います。

もちろん、そういう学びの時間は、表現者となったあとでも精進し続ける必要がありますが、
常に、「表現したい」ことにどう結び付けるかということも考えているはずですよね。

そして、筆をもって墨をつけて、
紙に向かったときには、身に付けた基本の筆使いのことよりも、
「表現したいこと」に集中しているはずです。

身に付けた基本は、もはやその人の体に染みついているので、
「とめ」をどうしようとか、いちいち考えないんだと思います。


絵描きさんでいったら、デッサンをたくさんすると思います。
たとえばピカソの絵は、とても素人目には「上手」な感じはしませんが、
彼はデッサンが上手であったと聞いています。

彼はさんざんデッサンの訓練をして、思うがままに表現する為の基礎を身につけてきたんだと思います。

きっと、あの奇妙な顔をした絵などは、
彼には「そう見える」から、それをデッサンしたにすぎないのかもしれませんね。


基本は常に磨き続ける必要があるし、
かといってそれにとらわれて表現できないのでは駄目です。

いつも素晴らしい演奏をする友人のジャズピアニストがいますが、
ある人が彼に「演奏中、何を考えているの?」ときくと、
いつも「いや~アタマの中真っ白で…」と答えます(笑)

しかし普段、運指のトレーニングは欠かさないそうです。


ドラマーも僕も、常にそうありたいな~と思っています。

一見、実際のプレイには役に立たないような練習であっても、
はしょらずにやるようにしています。

動きのチェックもよくやりますが、
ライブではそんなことは忘れて演奏します。

「忘れて」といっても、身に付いていれば、体は勝手に「そう動く」ものです。

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