v DB Flam
Jojo Mayerを参考に、フラムの応用フレーズを叩きました。
フラムの基本は「装飾音符と本音符」。
装飾音を直前に小さく、本音符をジャストでしっかり叩く…というのが基本ですが、
セットドラミングにおいては装飾音と本音符が同じ音量だったり、
本音符のほうが遅れて聞こえるように叩いたり、とフレキシブルに応用すると思います。
動画では、わざと本音符を遅らせることによって、すこし「なまった」ように聞こえるフレーズを叩いています。
フラムの基本は「装飾音符と本音符」。
装飾音を直前に小さく、本音符をジャストでしっかり叩く…というのが基本ですが、
セットドラミングにおいては装飾音と本音符が同じ音量だったり、
本音符のほうが遅れて聞こえるように叩いたり、とフレキシブルに応用すると思います。
動画では、わざと本音符を遅らせることによって、すこし「なまった」ように聞こえるフレーズを叩いています。
新年一発目の記事です。
フラムを練習する際、最初は普通に
Single Flam(Rudimentsの名前は「Flam」というのが正しい言い方だと思います)をやると思いますが、
これを速いテンポで行うのはかなり難しいと思います。
両手がうまくからまってくれないんですね。
速いテンポで行うフラムはHybrid Rudimentsのひとつとして、
「Flam Flam」というネーミングがついています。
「譜割りが同じなのに、テンポが違うだけでネーミングが違うなんて変だね」
なんて以前は思っていました。
これ、速いテンポができるようになってくると、
ゆっくりのフラムとはやり方がなんとなく違うんではないかと気づくと思います。
スティックの動き自体は本来のセオリー通り、テンポに関わらず本音符が大きく、装飾音符は引き上げているように見えると思います(ただし、速くなるとスティックの高さの差が縮まっていく)。
なので、パッと見はゆっくりから自然に速くできるようになったんだなぁと思ってしまうかもしれません。
「Flam Flam」は、以前ダブルストロークの変化形としてとらえるFlamの紹介をしたときにやったものと同じです。
こちらをご覧ください。
この記事の動画ではシングルドラッグ(ワンハンド)やスイスアーミーなどもやっていますが、
僕はこれらのルーディメンツを行う際のそれぞれの片手の2連打を「オープン、クローズ」あるいは手首の「アップ、ダウン」で演奏すると解釈しています。

この譜面の下に「LR RL」とあるのは手順、その下の「U」は手首のアップ、「D」は手首のダウンのことです。
いわゆる「ダウンストローク」「アップストローク」とは違う意味で書きました。
ゆっくりフラムを行う際は、明らかに本音符はダウンストロークで、手首の動きも「ダウン」していきます。
ハイポジションから落として、ローポジションで止めます。
一方装飾音符はアップストロークで、ローポジションから打面にチップが触れると同時にハイポジションへ上がっていきます。手首から「アップ」するのもOKです。
これはセオリー通りですね。
しかし、このようにしっかりとダウンストロークしてしながら(手首までダウンする動きになる、ということ)フラムを連続させると、
テンポをあげていったときに次のアップストロークがやりづらく感じます。
そこで、ハイポジションから落としながらも、手首は落ちきらず、途中から手首から先だけが落ちていく(その瞬間だけ見ると、手首はアップしているように見える!指は開いていく)ことで本音符を鳴らし、次の装飾音符のときには手首をグリップエンドにおっつけていく(手首がダウンしているように見える!指は閉じていく)ことで引き上げる動作を行うようにすると、2連打がスムーズに行きます。
これは結局、ダブルストロークを叩く際の動作と一緒です。
つまり、手首の動作的には、ゆっくりのフラムとFlam Flam では逆の動きになる、ということです。
ネーミングが違うのも動きが異なるからなのかな、とも思います。
体の部位の「ダウン」や「アップ」と
スティックの「ダウン」「アップ」(いわゆるハイトコントロール。「ダウン」という言葉のあとに「ストローク」とつくとこの意味になります)
を混同すると理解が難しくなるお話でした。。
フラムを練習する際、最初は普通に
Single Flam(Rudimentsの名前は「Flam」というのが正しい言い方だと思います)をやると思いますが、
これを速いテンポで行うのはかなり難しいと思います。
両手がうまくからまってくれないんですね。
速いテンポで行うフラムはHybrid Rudimentsのひとつとして、
「Flam Flam」というネーミングがついています。
「譜割りが同じなのに、テンポが違うだけでネーミングが違うなんて変だね」
なんて以前は思っていました。
これ、速いテンポができるようになってくると、
ゆっくりのフラムとはやり方がなんとなく違うんではないかと気づくと思います。
スティックの動き自体は本来のセオリー通り、テンポに関わらず本音符が大きく、装飾音符は引き上げているように見えると思います(ただし、速くなるとスティックの高さの差が縮まっていく)。
なので、パッと見はゆっくりから自然に速くできるようになったんだなぁと思ってしまうかもしれません。
「Flam Flam」は、以前ダブルストロークの変化形としてとらえるFlamの紹介をしたときにやったものと同じです。
こちらをご覧ください。
この記事の動画ではシングルドラッグ(ワンハンド)やスイスアーミーなどもやっていますが、
僕はこれらのルーディメンツを行う際のそれぞれの片手の2連打を「オープン、クローズ」あるいは手首の「アップ、ダウン」で演奏すると解釈しています。

この譜面の下に「LR RL」とあるのは手順、その下の「U」は手首のアップ、「D」は手首のダウンのことです。
いわゆる「ダウンストローク」「アップストローク」とは違う意味で書きました。
ゆっくりフラムを行う際は、明らかに本音符はダウンストロークで、手首の動きも「ダウン」していきます。
ハイポジションから落として、ローポジションで止めます。
一方装飾音符はアップストロークで、ローポジションから打面にチップが触れると同時にハイポジションへ上がっていきます。手首から「アップ」するのもOKです。
これはセオリー通りですね。
しかし、このようにしっかりとダウンストロークしてしながら(手首までダウンする動きになる、ということ)フラムを連続させると、
テンポをあげていったときに次のアップストロークがやりづらく感じます。
そこで、ハイポジションから落としながらも、手首は落ちきらず、途中から手首から先だけが落ちていく(その瞬間だけ見ると、手首はアップしているように見える!指は開いていく)ことで本音符を鳴らし、次の装飾音符のときには手首をグリップエンドにおっつけていく(手首がダウンしているように見える!指は閉じていく)ことで引き上げる動作を行うようにすると、2連打がスムーズに行きます。
これは結局、ダブルストロークを叩く際の動作と一緒です。
つまり、手首の動作的には、ゆっくりのフラムとFlam Flam では逆の動きになる、ということです。
ネーミングが違うのも動きが異なるからなのかな、とも思います。
体の部位の「ダウン」や「アップ」と
スティックの「ダウン」「アップ」(いわゆるハイトコントロール。「ダウン」という言葉のあとに「ストローク」とつくとこの意味になります)
を混同すると理解が難しくなるお話でした。。
フラムが速くなると、「フラムフラム」という名前にかわるという話は
以前したような気がします。
速くなっても、シングルフラムが速くなっただけなので、どうということはないのですが…。
しかし、シングルフラムを練習するときに、
ダウンアップをそれぞれ「止めながら」練習していると、
テンポが上がってきたときに対応できません。
スピードがあがってもフラムがやりたい場合は、
よくハイハットを刻むときにやるようなダウンアップ、
つまり動きが「止まらない」タイプのダウンアップをやる必要があります。
あるいは、いわゆるカウンターモーションも使うことが出来ます。
動画ではカウンターモーションの予備練習をした後にフラムに当てはめています。
この動きは僕が見た中では
Steve Gaddが20年以上前のジルジャンデイでcrazy armyを演奏したときと、
Steve Smithがまだスキンヘッドではなかった頃に出していた教則ビデオの中でやっていた
セッションの中で実践されています。
スネアでやると「ザザザザザっ」というサウンドになって、なんとも言えないディレイ感が面白いです。
使う機会は非常に少ないと思いますが、
両手のバランスを鍛えるいい素材だと思います。
右手→アクセント時には指が開きます。スティックのリバウンドは打面の張力にまかせ、自分で引き上げる必要はありません。
左手→これもアクセントの際は指が開きます。
両手とも、肘の動きにも着目してくださいね(笑)
わからない方はレッスンに来てください。
レッスンに来られないかたは質問してください。
以前したような気がします。
速くなっても、シングルフラムが速くなっただけなので、どうということはないのですが…。
しかし、シングルフラムを練習するときに、
ダウンアップをそれぞれ「止めながら」練習していると、
テンポが上がってきたときに対応できません。
スピードがあがってもフラムがやりたい場合は、
よくハイハットを刻むときにやるようなダウンアップ、
つまり動きが「止まらない」タイプのダウンアップをやる必要があります。
あるいは、いわゆるカウンターモーションも使うことが出来ます。
動画ではカウンターモーションの予備練習をした後にフラムに当てはめています。
この動きは僕が見た中では
Steve Gaddが20年以上前のジルジャンデイでcrazy armyを演奏したときと、
Steve Smithがまだスキンヘッドではなかった頃に出していた教則ビデオの中でやっていた
セッションの中で実践されています。
スネアでやると「ザザザザザっ」というサウンドになって、なんとも言えないディレイ感が面白いです。
使う機会は非常に少ないと思いますが、
両手のバランスを鍛えるいい素材だと思います。
右手→アクセント時には指が開きます。スティックのリバウンドは打面の張力にまかせ、自分で引き上げる必要はありません。
左手→これもアクセントの際は指が開きます。
両手とも、肘の動きにも着目してくださいね(笑)
わからない方はレッスンに来てください。
レッスンに来られないかたは質問してください。
v フラムの注意点
さて、ルーディメンツのデータベースもフラムに入ってきました。
フラムが終わるとドラッグ系に移りますが、
その前に立ちはだかるこのフラム系ルーディメンツはルーディメンツの中でもっとも難しい部類に入ります。
前回の記事ではその基本となる「フラム」あるいは「シングルフラム」といわれるものをアップしました。
基本的には一発ずつ、構えから確認して
ローポジションとハイポジションを作り、スティックを落としていくのですが、
ここをしっかりやらないとさらに続くフラム系ルーディメンツでつまづく可能性があります。
前に「アップストローク」と題して記事を書きましたが、
「ローポジションにしている状態から一度振り上げてから叩いてしまう。」
という叩き方になっていると、フラムがつぶれて同時打ちになってしまう恐れがあります。
ポジションをハイとローにした状態から「落とす」だけにするから、打面に着地するのに時間差が生じて
「パラッ」というフラムの音になるわけで、
振り上げてから叩いてしまうとせっかく作った時間差がなくなってしまう可能性が高くなってしまうのです。
ポジションをしっかりつくり、
余計な振り上げをなくす。
これがフラムの一番のポイントです。
連続してストロークすると、片方の手がハイポジションになるのに釣られて逆の手も上にあがってしまう…。
そのせいでフラムがフラムでなくなる…という症状が起きている人がいます。
この部分に気をつけて練習すると、次第に左右の手がいい感じに分離していって、
自由度が上がります。
たとえばジャズのレガートをキープしながら左手で好きなことをやる、といったことにも繋がります。
フラムが終わるとドラッグ系に移りますが、
その前に立ちはだかるこのフラム系ルーディメンツはルーディメンツの中でもっとも難しい部類に入ります。
前回の記事ではその基本となる「フラム」あるいは「シングルフラム」といわれるものをアップしました。
基本的には一発ずつ、構えから確認して
ローポジションとハイポジションを作り、スティックを落としていくのですが、
ここをしっかりやらないとさらに続くフラム系ルーディメンツでつまづく可能性があります。
前に「アップストローク」と題して記事を書きましたが、
「ローポジションにしている状態から一度振り上げてから叩いてしまう。」
という叩き方になっていると、フラムがつぶれて同時打ちになってしまう恐れがあります。
ポジションをハイとローにした状態から「落とす」だけにするから、打面に着地するのに時間差が生じて
「パラッ」というフラムの音になるわけで、
振り上げてから叩いてしまうとせっかく作った時間差がなくなってしまう可能性が高くなってしまうのです。
ポジションをしっかりつくり、
余計な振り上げをなくす。
これがフラムの一番のポイントです。
連続してストロークすると、片方の手がハイポジションになるのに釣られて逆の手も上にあがってしまう…。
そのせいでフラムがフラムでなくなる…という症状が起きている人がいます。
この部分に気をつけて練習すると、次第に左右の手がいい感じに分離していって、
自由度が上がります。
たとえばジャズのレガートをキープしながら左手で好きなことをやる、といったことにも繋がります。
前回のフラムのスピードアップについて。
ゆっくりのときは「ピシ!!ピシ!!」っと
アップダウンを繰り返せばいいのですが、
スピードが上がってくるとアップとダウンでいちいちスティックを
止めていては間に合わないと思うのですわ。
今回の動画は左手の動き。
これは最初ゆっくりと止めながらやっていますが、
これは速くなったときの動きをストップモーションにして
やっていると考えてくだされ~。
指が開いたり閉じたりしているように見えるけど、
感覚としては「親指で押して一発」「人差し指でひっかくようにして一発」を繰り返していると思う。
「親指」でのストロークがいわゆるダウン的なもの、
「人差し指」でのストロークがアップ的なものとして
とらえてます~。
このアップとダウンを滑らかにできたら、
トコトコトコ…と片手で叩きながら、
アップのタイミングの時だけ、もう片方の手で
ダウン(ただ思い切りバンバンたたけばよい)を叩く練習をするといいと思います。
このとき、あまりフラムにすることを意識しないで、
同時に叩くくらいの気持ちでやるとちょうどよい。
これが気持ち悪いと感じるので、スピードアップが難しいんだな…。
普通は両手ともダウンならダウンのほうがラクだもんね…。
しかしこの練習をマスターしたら、おそらくもうフラムの速いのは
ラクにできるんじゃないかなぁと思うんだけど、どうすか?
ゆっくりのときは「ピシ!!ピシ!!」っと
アップダウンを繰り返せばいいのですが、
スピードが上がってくるとアップとダウンでいちいちスティックを
止めていては間に合わないと思うのですわ。
今回の動画は左手の動き。
これは最初ゆっくりと止めながらやっていますが、
これは速くなったときの動きをストップモーションにして
やっていると考えてくだされ~。
指が開いたり閉じたりしているように見えるけど、
感覚としては「親指で押して一発」「人差し指でひっかくようにして一発」を繰り返していると思う。
「親指」でのストロークがいわゆるダウン的なもの、
「人差し指」でのストロークがアップ的なものとして
とらえてます~。
このアップとダウンを滑らかにできたら、
トコトコトコ…と片手で叩きながら、
アップのタイミングの時だけ、もう片方の手で
ダウン(ただ思い切りバンバンたたけばよい)を叩く練習をするといいと思います。
このとき、あまりフラムにすることを意識しないで、
同時に叩くくらいの気持ちでやるとちょうどよい。
これが気持ち悪いと感じるので、スピードアップが難しいんだな…。
普通は両手ともダウンならダウンのほうがラクだもんね…。
しかしこの練習をマスターしたら、おそらくもうフラムの速いのは
ラクにできるんじゃないかなぁと思うんだけど、どうすか?
v フラムフラム?
ドラムセットを叩くヒマを作れなかったので、
今日もパッドでトコトコ。
今日はただの「フラム」ですよん。
スピードアップしていくと、名前が「フラムフラム」
って変わるらしいんですが、ただのフラムを連続するということでは同じ。
しか~し!!
スピードが上がると、アップダウンの動きをやわらかくしていかないと
きれいに維持できないのだ。
これはちょっとコツがあるみたい(「みたい」ってヒトゴト?)。
動画では4分から16分までチェンジアップしながら叩いてますよん。
ただしクリックもないので微妙なとこは許してね…。
今日もパッドでトコトコ。
今日はただの「フラム」ですよん。
スピードアップしていくと、名前が「フラムフラム」
って変わるらしいんですが、ただのフラムを連続するということでは同じ。
しか~し!!
スピードが上がると、アップダウンの動きをやわらかくしていかないと
きれいに維持できないのだ。
これはちょっとコツがあるみたい(「みたい」ってヒトゴト?)。
動画では4分から16分までチェンジアップしながら叩いてますよん。
ただしクリックもないので微妙なとこは許してね…。